フリーランス言語聴覚士はしっ子の weekly magazine

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~

スキルアップという悩ましい考え方

【第66回】


f:id:hassikko:20190824194649j:plain



突然ですが、
本日は


スキルアップについて

考えてみたいと思います。




生きてくために
最低限のお金は必要。


生活のために働くのは
当たり前。


どんなに素晴らしいことを
日々行っていても、


ボランティアのみでは
生活は成り立ちません。




自分の仕事における
客観的価値を高めたいとき、



スキルアップを選択する人も
多いですね。


資格取得、
経験のための副業、転職



方法はいろいろありますが、



この
スキルアップという考え方は、




大きく二分すると
考えています。





スキルアップという
手段をとりいれるか


スキルアップを拒絶するか




当たり前ですが
この2つです。




スキルアップ必要ないよ!派は





「社会に出てまで勉強したくない」


「え、社会人になったのに勉強するの?」


「給料があがるなら資格とる」




という主張を
度々聞きます。



働くことの向き合い方、

時間の使い方は

個人の自由なので否定はしません。




私は今回、


7年間準備してきた


言語聴覚士スキルアップ資格を
取得しに大阪に来ました。



認定言語聴覚士



取ったからといって、

何がどう変わるかはわかりません。




だって、
今までとったことないんですから(笑)




認定言語聴覚士になったことがないから


なったらどうなるの?

仕事は?お給料は?
いいことあるの?



今回、大阪にくるにあたり
いろんな人に言われましたが、


正直わかりません(笑)



でも、


私が大事にしたことは、



「この7年間、準備してきた自分の頑張りに答えてみたい」

でした。



言語聴覚士協会が求める


認定言語聴覚士の学びが
どんなものなのか



臨床経験3年目の時の私が


「絶対とってやる!」と
意気込んでいたから


ここまできたら
いっちょ、その世界覗いてみよう!
といった感じです。




資格をとったら
確実にこんな未来が待ってるよ、


なんて約束されたものじゃなくて



なってから
用意されているものや


見えてくる世界があると思うのです。



今回3ヶ月間の学びで
きっと素敵な仲間ができると
思っています。



10年ぶりの大阪、
知らない土地でこうして

生きた学びをすることは
紛れもなく私の財産になるでしょう。




そういったものが

掛け算で花開くことが
必ずあるのです。



挑戦した分だけ
一歩足を進めた分だけ、



自分の足でつかんだ学びが
必ずあります。



この3ヶ月の学びで
私自身もどうなってしまうのか


楽しみでなりません。



約束された未来ではなく


こんな風になってたらおもろいな!


そんなプラスのイメージで


チャレンジしてみるのも
時にはいいと思いますよ。



だって、


そっち側にいかなかったら

見えないもの

気づけないものがあるのですから。