フリーランス言語聴覚士はしっ子の weekly magazine

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~

いつだって、アウェーから始まる。

 いつだって、アウェーから始まる。

 

私は、スポーツ観戦が好きで、よくサッカーの試合なども見るのですが、

 

ホーム戦とアウェー戦の会場の雰囲気の違い、選手の表情の違い、

その緊張感はけた違いのものがあります。

結果としてもホーム戦の方がやはり成績がよいことは、私がここでいうまでもないことですが、

やはりブーイングの嵐だと、誰しも力を発揮できにくいものなのでしょう。

 

 

スポーツ以外でも、みなさん何かしらアウェー感を感じたことあるのではないでしょうか?

 

 

「サッカー 無料...」の画像検索結果

 

アウェー

 

別表記:アウェイ
英語:away

(1)敵地のこと。特に、サッカーなどのスポーツで用いられることが多い。
(2)自分にとって居心地が悪い場所や場違い雰囲気指して、俗に用いられる表現。特に、話し相手になる人がいない場合や、周りの人が全員自分の敵である場合などに用いられることが多い。
 
weblio辞書より引用
 
 

誰も知り合いのいない場所にいく、

なぜ自分が参加するかわからない話合いに参加する、

賛成者のいない意見をもって、会議に臨む 等々

 
 
自分しか味方のいない状況、それぞれ状況は違えどもありますよね。
 
そんな時、どうなるか。
 
 

たいていの人は委縮します。

 

 

私は、精神的ひとりぼっち状態と呼んでいますが、

 
その場や人がつくりあげる雰囲気に委縮して、
精神的ひとりぼっち状態で、押し黙る・・・よくありますよね。
 
 
私も経験がいくつもあるので、今回のテーマとしました。
 
 
自分の言いたかったことを言えない、
本来のパフォーマンスができないとなると、
そのあと苦々しい感情がふつふつと沸いてきます。
 
それに慣れるとですね、何も言わないことに慣れてきてしまうんですね。
 
 
それだともったいない。
だって、自分の考え、意見、言葉だから。
 
 
私自身は、アウェーに慣れること、これもまた修行だと思っています。
 
 
最近では、
 
「お!!これはアウェー!!」と思う場では、
 
逆に、テンションがあがります(笑)
 
 
 
なぜ委縮しなくなったのかというと、
 
先に自分の意見等をいって、自分の手の内をみせておくことで、
 
その場における、自分の中の主導権を先にとれるようになったからです
 
 
 
これは、会話の主導権を握るとか、
相手との関係性で有利にたつということではありません。
 
 
自分の中で、その場の主導権をとり、
その場を先に自分自身でコントロールするんですね。
 
 
要するに、自己満足の錯覚なんですが、
これが精神的ひとりぼっちには効くのです
 
 
先に自分の空気にしてしまうことで、安心してその場に臨める。
 
ポイントは、先に自分の手の内をみせること
 
 
  • 挨拶は自分から

  • 名刺交換は自分から

  • 会話の導入の世間話も自分から

  • 自分のできること、できないことを先に語ってしまう

  • 自分の望むことを先に語ってしまう

  • 話の終着点も自分で決めてしまう(だらだら話の予防)

※自分からがキーワード

 
 
 

アウェーだから、

自分は場違いだから、

周りの様子を伺っていよう、

 

なんてしていると、どんどんその場の空気にのみこまれていきます。

 
 
場の空気が完全に出来上がった時に、やっと重い口を開いても、
 
その時には、意見の質のハードルも上がっていて、
 
その場がもとめる意見にあわせなければいけない傾向になっていきます。
 
 
そうなると、もう何も言えない。
 
これが場の空気に飲み込まれた状態ですね。
 
スポーツだと、アウェー戦に敗北というわけです。
 
 
日常生活、ビジネス場面でも、
ホーム戦、アウェー戦の戦略方法はわけなければいけないということが持論です。
 
 
ホーム戦で、自分の話ばかりべらべらしていたら、
「あの人がいたら話し合いにならないね」となってしまっては、本末転倒。
ホーム戦では、周りの意見を上手に引き出し、ファシリテーターに徹することが理想。
 
アウェー戦では、自分がパフォーマンスを発揮しやすいことに勢力をかけて、
最初から最後まで自分主導になれるように最大限の工夫をする。
 
 
どんな人も苦手なアウェー感を克服するために、
 
自分流アウェー攻略法をつくるために、
 
ぜひ積極的にアウェーの場を選んで、場数をこなすことが最短の近道です。
 
 
 
荒治療かもしれませんが、
臆することなく自分を発揮するために、数をこなせば必ず慣れます。
 
 
アウェー感攻略のために。
 
そうだ、アウェーでいこう。