フリーランス言語聴覚士はしっ子の weekly magazine

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~

反発心を分析する、こんな朝。

【第39回】

現在、諸事情で
ちょびっと入院しているはしっ子です。

その入院している部屋から見える
現在の空です。


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曇り空です。
不穏です。

現在の私の心を写すようです。

今日はお見舞いである人が来てくれます。

うちの母親です。

「わーい!お母さんが来てくれるー!」
では、ないのです。


うちの母親、重度の心配性です。

事あるごとに心配する。

勝手に思考を発展させ、
思い悩んで眠れなくなる、
なんてしばしば。

だから、いつも
母親になにかを話すタイミングは、
推し量っています。


対する私は、
心配性の真逆で、
あまり細かいことは気にしません。

「どうにかなる」
「なんとかなる」が、
口癖みたいなものです。

親とは仲はいいと思う。

でも、
考え方が違いすぎる。


今回のちょびっと入院のことも、
いらぬ心配を招くと思って、
事前には知らせませんでした。

手術がおわって、
落ち着いた昨日、
知らせることにしました。

やっぱり大騒ぎ。
体のことだから、
心配してくれることはうれしいですが、

オーバーリアクションで、
過剰に心配されると、
どうしても
ぶっきらぼうに応えてしまって、

防御の壁を作ってしまいます。

私自身もまた、
心配の種が増えないようにしているのに、
あれやこれやと言われると、
余計な心配を掘り起こされるようで、

どうしても反発してしまって、
「話したくない」
と、なってしまう。

ようするに、
考え方が違いすぎるんですね。

また、
うちの姉は
年がら年中悩んでるような人で、
逐一母親に相談してるような人なので、

同じ娘なのに
たんたんと物事を決めていく3女は、

母親からしたら
理解できるようで、
理解できないようです。

そして、
私自身もまた
心配性の母親が、
どんな情報を話せば納得してくれるのか、
もわからない。

もっと細かく説明してよ、
と、いつも言われても

どのレベルまで下げて話したらいいのか
どうにもわからず、

自分の中で解決した事柄を
再度向き合う作業は、
骨の折れるもので、

すでに処理済みのものを
母親視点でジャッジされることは、
気分のいいものではないのです。


こんなことも、
親がいるときだけの贅沢な悩みなんですけどね。

親は心配したいものであるだろうし、
うちの親は最後には
理解してくれように、
努力してくれるのはわかっています。


きっとずっと平行線だからこそ、
喧嘩しないように
いつも心に決めるのですが、
どうも上手くいかない。

母親の前では私は、
思春期の男の子になったかのようです。

カッコつけちゃって、
甘えられない。

母親は、甘えてほしい。

まさに、堂々めぐり。

ここは、持ち前の
「まぁ、なんとかなる」かな?

いつも、
なんとかならないんだけども・・・(笑)