フリーランス言語聴覚士はしっ子の weekly magazine

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~

成長にあわせてコミュニティやツールは変化する

【第91回】

成長にあわせてコミュニティやツールは変化する

f:id:hassikko:20200419102049j:plain




いつもこのブログに訪問くださり、
ありがとうございます。




みなさんは、
月日の変化や自分が成長するにつれて、


これまでの関係が窮屈になったり、
居心地が悪くなったことはありませんか?



居心地のよかったグループに
昔と同じような感覚をもてなかったり、



以前は当然のように
受け入れられていたものが、


違和感を感じて、
ひどく落ち着かなかったり疲れてしまったり。




どうして、自分はこんな風に思ってしまうんだろう。




以前は、私もそう感じていました。




大切に思っていた属性が、
自分の中で変化してしまうことは

大切だったものがなくなってしまったようで悲しいし、



自分にとっては、
かつての大事な時間が変化してしまうようで怖いことだったからです。






でも、自分の成長と共に、

これまでのコミュニティが変化することは


成長に伴う、ごく自然な変化なんですよね。





ここで、コミュニティとは何か、
一度整理します。



コミュニティ(共同体)とは:
英語で「共同体」を意味する語に由来。同じ地域に居住して利害を共にし、政治・経済・風俗などにおいて深く結びついている人々の集まりのこと。(Wikipediaより引用)



あるコミュニティにおいて、

そこに属する人達も様々な経験をして、
年月とともに成長していたら、


そのコミュニティはおそらく互いに成長できる
相互に依存しあわない良い関係です。



それは「成長」のコミュニティと名付けることができます。





対して、



「いつも同じ話」「いつも同じ遊び」「いつも同じ登場人物」



同郷の友達など、とても心地よかったりしますが、

自分にとって成長をもたらしてくれるものというよりも、

「帰ってくる場所」であったり、「癒し」を感じるものかもしれません。



これを「癒し」のコミュニティと名付けます。






自分にとって「成長」できるコミュニティと、


自分が居心地の良い「癒し」のコミュニティは異なる。




人には思っている以上に

たくさんの属しているコミュニティがあります。




みなさんが家族や友人、仲間、仕事関係、趣味、地域、

様々なコミュニティに属する中で、




「成長」と「癒し」、「調和をとるために必要なもの」・・・



同じように見えるコミュニティでも、

カテゴライズすると、

そのコミュニティの意味するものはそれぞれ異なります。



そのコミュニティの
「自分」にとってのカテゴリーを意識することで、



属するコミュニティに振り回されることなく、


割と気軽に、時にさっぱりとした距離感を
保てるかもしれません。




ここを分けて考えられると、



不必要に自分を責めたり、

必要以上に悩んだりすることがなくなっていきます。




自分の「成長」にあわせてコミュニティは変化するからです。




それは、自分にとって自然な変化であり、



日々成長し、
変態(進化に伴い変化すること)している証
となります。







同様に、「成長」にあわせて

ツールも変化します。



ここで、ツールについても
語句の意味を整理します。



ツールとは、道具、工具、用具、手段、方法などの意味を持つ英単語。(IT用語辞典 e-Wordsより引用)



この場合、〈手段、方法〉という意味で語を用いますが、


こうなったらいいな、
の描いている目標があるとして、



この目標に近づき、鮮明に描けば描くほど、

その目標により近づくために

〈手段や方法〉は変化します。



わかりやすく言うと、アプローチ方法が変化する、
ということ。




大抵、夢が鮮明になってくるほど、

その実現に向かって、あれもやってみよう!
これもやってみよう!とアイディアが湧いてきます。


その方がより早く、実現できると思い
様々なアプローチ法が頭に浮かんでくる。



「成長」にあわせてツール〈手段や方法〉が変化する、良い例です。





「成長」にあわせてコミュニティやツールが変化することは、すごく自然なこと。




自分がまっすぐに伸びてきたからこそ、
感じられる正常な変化です。




その変化を前向きなものとして、
しっかりと受け入れる。




ここを悩んだり、
ストップをかける必要はありません。



ありのままで。




無理に人に合わせたり、
ペースを落としたりする必要は

決してないのです。




今日も、あなたの向かいたい方、
進みたい方に向かって
進める大切な一日となりますように。



私もまた今ある環境、仲間を大切にして
過ごす日々を大切にしていきます。