出逢いと別れは見事なタイミングで出来ている。

【第82回】

f:id:hassikko:20200325084921j:plain

いつもこのブログに訪問してくださり
ありがとうございます。

3月末、
今年はいつもよりも格段に慌ただしく、

毎日があっという間に過ぎていきます。

出会いと別れの季節であり、

期待や不安が自ずとついてまわる
そんな時期ですね。

さて、
本日のテーマですが、

自分の実体験も含めた
こんなテーマを選んでみました。

出逢いと別れは見事なタイミングで出来ている。

出逢いや別れに敏感だったり、

この時期が
苦手な人もいるかもしれません。

少し不思議な話にもなってしまいますが、

すれ違うだけであっても、

生まれてから死ぬまで

その人の生涯において

出逢う人は決まっているんだそうです。

袖ふれあうも多生の縁

といいますが、

通りすがりの人であっても
電車で隣にたまたま座った人であっても

そんなほんの些細な出逢いでも、

出逢うことが決まっているんだそう。

となると、

どうにも苦手な人や
嫌いな人であっても、

出逢うことは決まっていた人であり、

自分にとっても
なんらかの意味がある人ということになります。

ちょっと不思議な話ですよね。

ですが、

私の実体験とあわせてみると、

ここぞのタイミングで出逢う人、

出逢ったけれど、
人生の一時期しか一緒にいなかった人、

必要なタイミングで
自然に別れが訪れた人、

そんな人が考えてみるだけでも
たくさんいます。

その出逢いと別れのタイミングは、

本当に見事といえるほどのもので、

その時は気づかなくても、

あとで振り返ってみると

「あの時に出逢えたから
あんなことができた」

「あの時にお別れがあったから、
次の出逢いが待っていた」

そう素直に思えるほど、

自然な流れで受け入れられるものであり、

お見事と言えるものでした。

出逢いや別れを恐れたり、
身構えたり、

執着することはない

ということが大事なことだなと
思っています。

誰でも、自分から離れていく人がいたら

「私何かしたかな？」と

気に病みますよね。

それが当然ではありますが、

見方を変えると

自分にとっての成長の役目を果たしたから
自然と離れていった、

ともいえます。

そうすると、

むやみに別れに執着せず、
楽になってくる。

それが心地よい距離感だと思っています。

出逢う人は決まっている。

出逢っても、役目を果たしたら
別れが訪れる人もいる。

でも、出逢ったあと

ずっと良い付き合いが続く人もいる。

これはとても
自然なことだなと思っています。

だから

出逢いや別れを恐れないで

必ずそこには大きな意味があるから

わずかな時でも
出逢えた人を大切に

別れが訪れたら
精一杯の感謝の想いを持ち続ける

これが、

出逢いと別れが必ずついてまわる

人と人とのコミュニケーションにおいて

大切なことではと思うのです。

みなさんも、
これまで出逢ってきた患者様で

自分の臨床スタイルとしても
ターニングポイントとなった患者様って

いらっしゃいませんか？

その方の何気なくいった一言が

自分にきっかけをつくってくれたり、

上手くいった・上手くいかなかった

対応を通して
大きく学ばせてもらえたり

振り替えると
とても大切なタイミングであったと

思えることはありませんか？

それは自分の成長のために
出逢うべきと決まっていた大切な人。

なかなか考え方を切り替えるのは
難しいことかもしれませんが、

職場などで出逢った
ちょっと苦手な人も、

自分の成長のために
出逢ってくれた人ということになります。

初めは無理矢理でも
感謝の気持ちを持ってみると、

その人との関係も
少しずつ変わってきた、

そんなことも起こってきます。

すべては

出逢いと別れは
成長のために用意されている

とっても大切なこと。

今日は少し不思議なお話をさせていただきました。

誰かの心が軽くなることを願って

この時期をこの春を、
心明るく楽しんでいきましょう！

さて、どんな出逢いが
みなさんを待っているでしょうか？

良い気分で楽しんでいる人に
良い出逢いも待っていますよ！