フリーランス言語聴覚士はしっ子の weekly magazine

~北のマチのフリーランス言語聴覚士の医療教育系ブログ~

葉っぱは見えるが、根っこは見えない

【第68回】


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新年開けました。

おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。



つたないブログでも、

ここからお仕事の声かけをしていただくことも得られた昨年でした。




今年は、私自身、
新たに家族構成が変わる変化が訪れるため、


上半期はゆっくり思考を熟成モードです。


ですが仕事のアンテナはビシバシ張っています。



新しい命を迎えて、
今後の動きは大きく変わりますが、


思考して心の向かう方向へことを進めた結果、
ここまでは順調に運んでこれています。



今後もゆるっといけたらいいかな?




個人的には、ベビーを連れて、
介護施設に嚥下評価訪問&オンライン指導評価



なんて新しいメニューに加えたいなぁ。



衛生管理とか双方で良ければ
きっとそう難しいことではないと思いますが、



それぐらい、閉ざされ気味な介護医療の世界が、



フットワーク軽く、必要な専門性を必要な場所に届けることができたらと思っています。





どれだけ時代が変わっても、


「仕事」は人と人がつながって運ばれてくるもの。


Face to Face は変わらない。




お互いにやりやすく、

常勤はいらないけど、
時々フォローしてほしい存在として



活用される存在になりたいな、
なれるよね、と思っています。





タイトルの

「葉っぱは見えるが、根っこは見えない」


は、現在大晦日から愛読している


フーガブックス 髙久 多美男 氏の著書から
引用させていただきました。





世の中に存在している見えているものって、
全体の事象の一部であり、

本質的な部分は簡単には見えない様になっている。



だから探る必要があり、
見えている部分に惑わされず、
中核はどこなのかじっくりと熟考する必要がある。




「葉っぱは見えるが、根っこは見えない」




わたしはこう解釈しています。



たくさんの情報がうごめく時代に生きる私たち。



置いて行かれない様に
でも惑わされて流されない様に、



フェイクニュースや意図的に操作されている情報、


情報を出す側がどれだけ大手のところでも
現代は疑ってかかる方が賢いものです。





そんな時代でも、


人が人として「精一杯に生きたい」と願う、
本質的なところは変わらない。




怪しい情報に惑わされず、
正常な判断を自ら下すためには



賢く情報を精査できなければならない。




私がフリーランスで行う嚥下障害予防の講演もこのためなんですよね。



少し大げさかもしれませんが、



一人一人の生きていく力が高まれば、

生き方、そして死に方までも

充実したものになるのではないか。




一人一人が賢く正常な判断ができる材料(知恵)を
持ち合わせていれば、




自分の意志ではなく、他人の意志で

自分の最期を委ねることもなくなるのではないか。





奇跡のようにこの世に誕生し、

生まれてきたからには

最期の締めくくり方にも責任をもつ。




そのためには、
私たちもまた学ばなければならないと思うのです。




食は身体を作り、食は人生をつくる。



髙久 多美男氏の著書には

現代に提唱したいエッセンスが
散りばめられています。



新年から夢中になれる本と出会ったので、


本日はいつになく
ブログもアツアツになってしまいました(笑)




それでは今日はこの辺で。




今年もどんなお仕事を通した出会いが待っているか、
わくわくが止まらない私なのでした。



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