北のマチで働き方をデザインする。
【第71回】
北のマチで働き方をデザインする。
ということで、私自身の活動テーマであります。
今までもこれからも、
自分の仕事として働くうえで、
「デザイン力」が大切だと思っていて。
そう思いながら、あれこれ事業として形をまとめたり、
発信したりしているわけなんですが。
例えば私の場合、「言語聴覚士」というのは、
いうならば単なる国家資格の一つです。
言語聴覚士という資格をもった人。
こんな人は、全職業の絶対数から比べると
レアではありますが、
それでも同職種の中では
その他大勢に埋もれてしまいます。
「自分らしく」
「自分だけの働き方」に
強くこだわるわけではないのですが、
「こんなのあったらいいな」は
実現しやすい状態でいたいですよね。
自分の意見をもたず、
言われたまま、
指示されたままに働くことは一見楽なことですが、
常態化すると、「自分」というものを見失ってしまいます。
適切な判断が下せなくなる。
例えば医療業界だと、
お客様(患者様)あってのお仕事(商売)なのに、
立場が逆転して、本末転倒なんてこと、
わりと珍しくないかもしれません。
働き方をデザインする、とは
簡単に言うと、
「こんなのあったらいいな」をどんどん実現することです。
そこに、失敗も成功もない、
上手くいかなかったなら、今度はどう改善するかを考え、
実践の世界です。
だれでも皆、最初の一歩目は恐怖で足がすくむものです。
失敗したらどうしようって。
でも、繰り返していると、
鈍くなってくるといいますか(笑)
だんだん試して挑戦することの楽しさが上回りすぎて、
こわさとか感じにくくなる。
失敗の基準がなくなっちゃうんですね。
成功はまだしてないけど、失敗してもいない。
さて、どうしたらもっと上手くいくかなって。
ここまでいくと強い商売メンタルです(笑)
いきなり私の話になりますが、
令和2年2月より新たに始めました。
【まちなか嚥下障害相談室】
街の中に専門職が滞在していて、
一般の方と専門職が近い存在で、
困ったときも、困る前にも
相談ができる、お話を聞ける。
そんな場所、いろんな専門職シリーズであったら、
まちづくりとしては安心環境がそろい、
おもしろいだろうなーと思っていたので、
まずスタートしてみました。
もちろん広く利用されるとうれしいです!