自分で望ましい環境を掴む
【第43回】
改めまして、
私は北海道北見市で言語聴覚士として働いています。
職業としては
まだまだマイナーで、
「何する人なの??」という感じですが、
実はオホーツク管内は
この言語聴覚士が
北海道内でも多い地域で、
この地域の言語聴覚士は
たくましく元気に働いています。
ですが、
私が社会人デビューから現在まで
お世話になっている介護老人保健施設○○○○さん(現在は非常勤勤務)では、
非常勤の私含む、言語聴覚士2名体制、
一時は私1人体制の時期もありました。
そうするとですね、
やっぱり寂しいんです。
専門職種としての特有の悩み、
ぼやき(笑)、
時には愚痴、
うれしかったこと、
良かったこと、
悲しかったこと、
悔しかったこと、
同職種だからこその共通の話をしたいんです。
自分はこう思うけど、あなたはどう思う?
を話たいし、
「そういうこと、あるよね~。」とも言われたい。
もう、無性に、
「共感されたい、共感したい!!!!!!!」
欲にかられます(笑)
それは、どれだけ経験年数を重ねてきても同様で、
やっぱり、
同じ立場でわかってくれそうな人が、
一人でもいるかいないかで、
たとえバリバリ専門的な話をしなくても、
そういった人の存在があるか、ないかで
心の拠り所が変わるのでは?と思います。
そんな私。
遅ればせながら、
初めてよかったものがあります。
ずっと、ずっと、
自分とは遠い場所においていたもの。
必要ないと思っていたもの。
使ってみたら、とっても必要だったもの。
それは、なにか。
ツイッタ―です。
他のSNSはやっていても、
ツイッタ―出始めの頃のイメージが強すぎて、
毒吐きツールのように感じていました。
自分の働き方が変わったことで、
自分と同じような考え方、立場の
言語聴覚士さんいないかな~、
と思ったことががきっかけでした。
すると、いる、いる(笑)
日本全国広いんですもの。
言語聴覚士でも、理学療法士でも、作業療法士でも、
介護士でも、看護師でも、栄養士でも、
学生でも、
気になる職業とつながれる。
気軽にフォローしあって、
よりピンポイントにコアな投稿でもOK、
限られた文字数での表現もまた表現力が磨かれます。
驚きました。
「一人職場、寂しいな~・・・」なんて思ってた時に、
活用していればよかった。
(その時なら愚痴吐きになってたかな?)
ツイッタ―のおかげで、
業界紙をつくっている人の最新研究も見れるし、
(残念ながら英文表記だから読めないけど 笑)
自分の専門的意見をアウトプットする練習にも
繋がっています。
こんな使い方があるとは思わなかった。
いま、一人職場や、
少人数体制などで、
寂しい思いをしている人、
情報を得たり、
専門的知見を述べたり、
リアルに繋がるよりも気軽な場を求めていたりするのなら、
専門職種とつながるツイッタ―利用
という方法もあります。
ポイントは、
ツイッタ―を通して、
自分が何をしたいか、
どんな情報が欲しくて、
どんな情報がいらないのか(ここ大事)、
そこをしっかり見極めたうえで
フォローする範囲を決めることです。
なんでもかんでもフォローしたら、
自分が欲しい情報が
多数の情報に埋もれてしまします。
ちなみに私は、
あまりに同業種のフォロワーさんばかりで、
「今、いっぱいいっぱいで、情報が入らないな~」
というときは、
ツイッタ―は開きません。
良薬は苦し、だからです。
苦さがツライ時は無理はしない。
便利なツールを便利につかう。
便利なツールは、使い方しだいで、
良薬にも毒にもなる。
よくも悪くも取扱い注意ですね。